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本展は、アール・ヌーヴォー様式によるヨーロッパ名窯の作品の数々を、国内において総合的に紹介する初の展覧会です。
1889年と1900年のパリ万国博覧会を軸に、釉下彩を伴ったセーヴルやロイヤル・コペンハーゲン、マイセンなどの作品を中心としながら、上絵付や結晶釉などの加飾による作品をまじえ幅広く展示します。
さらに、日本との結びつきを示す作品、および関連するリトグラフや素描、書籍を併せた約180件によって多彩な様相を紹介していきます。
視線を落とし、物憂げな表情で寄りかかって座る古代エジプトの妃と思しき二人の女性が貼付されたセンターピース。 上絵付によって優雅に彩色され、宝飾品の部分はKPMベルリンが得意とする様々な色や形のジュール(エナメル彩)がきらびやかに飾られています。 金彩の曲線にジュールを伴った華麗な文様や蛾のモチーフには、典型的なユーゲントシュティール(ドイツ語圏の世紀末美術の傾向。「青春様式」と表記されることもある)の特徴があらわれています。
アール・ヌーヴォー(art nouveau)はフランス語で「新しい芸術」を意味する19世紀末から20世紀初頭に欧米を中心に興った芸術様式のこと。流れるような曲線によって構成されていることを特徴とする。
日本との結びつきを示す作品やパリ万国博覧会の報告書、デザイン画、北斎漫画といった資料も充実。
<事前申込制・有料>
「ヨーロッパ名窯 美麗革命!アール・ヌーヴォ―の装飾磁器」展にちなんで、洋食器で抹茶を楽しむシリーズ第4回目を開催します。洋食器の、そして抹茶の新しい魅力をきっと発見できるはず・・・!
おはなし 山口敦子氏(岐阜県現代陶芸美術館 学芸員)
定価:2,300円(税込)
仕様:200頁 A4判
【 細見美術館 友の会会員 限定特典 】
展覧会図録を1割引でご購入いただけます。
※表記はすべて税込価格です
限定50個 ※無くなり次第終了となります。
京都国立近代美術館の観覧券をご提示頂けますと、団体料金にてご入館頂けます。
また、細見美術館の入館シールまたは友の会メンバーズカードを京都国立近代美術館にてご提示頂ければ、
京都国立近代美術館で開催中の展覧会を割引料金にてご観覧頂けます。
京都市京セラ美術館の観覧券をご提示頂けますと、団体料金にてご入館頂けます。
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