生誕300年記念 伊藤若冲 ─京に生きた画家─
会期:2016年6月25日(土)- 9月4日(日)【前期】6月25日(土)- 7月31日(日) / 【後期】8月2日(火)- 9月4日(日)
会期:2016年6月25日(土)- 9月4日(日)【前期】6月25日(土)- 7月31日(日) / 【後期】8月2日(火)- 9月4日(日)
独創的な表現で人々を魅了する画家・伊藤若冲(1716~1800)。生誕300年を記念した本展では、当館の若冲コレクションを一堂に展示するほか、京都にある若冲ゆかりの寺院が所蔵する作品、弟子の作品や文献資料を併せて紹介します。「京」に生まれ、生きた若冲の世界をお愉しみください。
花鳥図押絵貼屛風 左隻
臨済宗相国寺派の総本山。明徳3年(1392)夢窓疎石を開山とし、足利義満により創建された。若冲は「動植綵絵」30幅、「釈迦三尊像」3幅を寄進したほか、永代供養の契約を行うなど繋がりも深い。住持・大典顕常は若冲と懇意にしており、よき理解者であった。生前に松鷗庵に建立した若冲の墓石には、大典の撰文による「若冲居士寿蔵碣銘」が刻まれており、若冲の根本資料としてつとに知られる。
創建600年記念事業の一環として創設された承天閣美術館には、若冲による「鹿苑寺大書院旧障壁画」が一部移設されるほか、さまざまな展覧会が開催されている。
弘法大師空海の創立と伝えられる浄土宗寺院。文永6年(1169)、如輪上人により元西壬生郷に開基された。天正19年(1591)に豊臣秀吉の寺町整備により現在地に移転。若冲の生家「桝屋」の初代からの菩提寺として知られる。若冲が建てた父母、末弟・宗寂の墓のほか、次弟・白歳の寿塔も建てられている。毎年2月に若冲生誕会と寺宝特別公開が行われる。
正暦2年(991)に創建された、鑑真和上の教えを伝える律宗寺院。古来よりの地蔵信仰に加え、正安2年(1300)、円覚上人が創始した壬生大念仏狂言(壬生狂言)で広く知られるほか、新選組ゆかりの寺として隊士11名の墓塔が祀られている。若冲が寄進したという狂言面が伝わっており、現在も壬生狂言で「大黒狩」「道成寺」「花折」の演目に使用 されている。
黄檗山万福寺を本山とする黄檗寺院。宝永年間(1704~1711)、万福寺の千呆和尚の創建と伝える。若冲が晩年隠棲したことで知られるほか、かつて千体以上あった五百羅漢などの石仏群は、若冲が住職と手掛けたとされる。若冲の墓および貫名海屋の撰文による筆塚が建てられており、毎年9月の若冲忌には法要と特別展覧会が行われる。
8月6日(土)
有料
事前申し込み制
このイベントは終了しました
8月6日(土)
有料
このイベントは終了しました
京都国立近代美術館の観覧券をご提示頂けますと、団体料金にてご入館頂けます。
また、細見美術館の入館シールまたは友の会メンバーズカードを京都国立近代美術館にてご提示頂ければ、京都国立近代美術館で開催中の展覧会を割引料金にてご観覧頂けます。
京都市京セラ美術館の観覧券をご提示頂けますと、団体料金にてご入館頂けます。
また、細見美術館の入館シールまたは友の会メンバーズカードを京都市京セラ美術館にてご提示頂ければ、京都市京セラ美術館で開催中の展覧会を割引料金にてご観覧頂けます。