12.6.30
陶磁器に出会うⅥ 塩川コレクション 魅惑の北欧アール・ヌーヴォー
「ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール」
スペシャルギャラリートークを開催いたします!
12.6.30
陶磁器に出会うⅥ 塩川コレクション 魅惑の北欧アール・ヌーヴォー
「ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール」
ポスター・チラシが完成しました!
12.6.15
今月の新商品"6・7月"
麻扇子が入荷しました。
麻で有名な奈良・中川政七商店より、見た目にも涼やかな麻の扇子が登場しました。
カバンにそっと忍ばせて、この夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?
優しい曲線が魅力的なホタテ形扇子は、女性にオススメです。
ホタテ形 麻扇子(扇子袋付) 2種類 各¥3,150
縞模様が粋な扇子は、男性へのプレゼントにもオススメです。
縞模様 麻扇子(扇子袋付) 2種類 各¥4,725
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.6.7
TOPICS
「北井健二」展のご紹介!
7月2日(月)まで、京都髙島屋ARTCUBE SHOPギャラリースペースにて「北井健二」展を開催中です。
"現象を身に纏う"をテーマに制作活動を行っている北井健二。
今回は360度造形としての美しいラインや、金属の反射、透ける七宝の素材を利用した視覚効果を身に纏うジュエリーをご紹介します。
素材が持つ性質や魅力を生かし、視覚効果やフォルム、金属を金槌で打ち延べて造形したラインを多角的に美しく見えるよう意識して制作されたジュエリーは、身につけて動くことで新たな美しさが生まれます。見る美しさ、身につける楽しさを感じていただけたら幸いです。
無限に続く金属のモチーフは、お好きなようにチェーンを通してお愉しみください。
K14PG素材のネックレスは、∞ハートのモチーフ。プレゼントにも人気です。
ネックレス silver ¥18,000
ネックレス K14PG ¥46,000
マットなsilver素材のブローチは、男性にも身につけて貰いたいジュエリー。
全て1点ものなので、お気に入りを見つけてください。
ブローチ silver ¥18,000
手彫りで刻んだ縞模様にブルーの七宝がポイント。
これからの季節に特に映えるジュエリーです。
ブレスレット silver、七宝 ¥26,000
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.5.31
夏季収蔵品展 美を愛でる、京を愉しむ
「美を愛でる、京を愉しむ」展示風景
5月19日(土)より「美を愛でる、京を愉しむ」展を、開催中です。
「京の四季─遊びとかざり─」「京の絵師─若冲から雪佳まで─」「王朝とみやび─和歌と物語─」をテーマに、京都にまつわる絵画や工芸品が一堂に展示されています。
新緑の季節、ぜひお気軽にご来場ください!
第1展示室
第2展示室
第3展示室
第3展示室
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.4.28
琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展-酒井抱一と江戸琳派の全貌
展覧会のここがみどころ3「月に秋草図」
展示期間:4月10日(火)~5月13日(日)
酒井抱一筆 月に秋草図 MOA美術館 蔵
抱一は寛政中期、30代半ば頃から光琳様式に傾倒するようになりました。本図は「墨陽庭柏子(ぼくようていはくし)」の署名と「冥々居(めいめいきょ)」(白文方印)の使用時期から、その最も早い作例と考えられます。
秋草の描写はいかにも心元ないが、葉の表現に墨の滲みを活かすたらし込みを試みており、光琳画風を意識していることは明白です。一方女郎花の色合いなど抱一らしい繊細な描写も既に見られます。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.4.27
REPORT
細見美術館友の会限定企画 琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展
「酒井抱一と江戸琳派の全貌」ミニレクチャーのご案内
5月3日(祝)11:00~・15:00~ 細見美術館友の会限定企画 琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展「酒井抱一と江戸琳派の全貌」ミニレクチャーが開催されます。
各回まだお席がご用意できますので是非ご参加ください。
酒井抱一の世界により深く触れられるこの機会をお見のがしなく!
※友の会へのご入会は、レクチャー当日も承っております。お問い合わせください。
また、4月に開催された同ミニレクチャーの様子をほんの少しご紹介します。
参加をご検討中の方は、どうぞ参考にしてください。
展覧会担当学芸員によるミニレクチャーでは、酒井抱一や江戸琳派の話は勿論、重要文化財「夏秋草図屏風」など抱一の主な作品の見どころをご紹介しました。
作品の細部をパネルを使ってご紹介しました。あの作品に、こんな秘密が!と、図録にも掲載されていない話の数々に皆さま真剣に聴講されていました。
ミニレクチャー参加者限定「鑑賞の手引き」にたくさんのメモをとられる方も。
酒井抱一 「四季花鳥図巻」のレプリカを手にとって細部までご覧いただきました。
広げるたびに次々と現れる草花や鳥に皆様夢中です。
ミニレクチャーの後は、ちょっと一息。薄茶と琳派展限定生菓子「季楽きら」(松彌製)をお召し上がりいただきました。その後も皆様の話は盛り上がり、展覧会担当学芸員への質問が続きました。
ミニレクチャーでの新たな知識をもとに、「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展をご鑑賞いただくと、普段とは違う視点で作品と向き合えるはずです!
皆様のご参加をお待ちしております。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.4.26
琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展-酒井抱一と江戸琳派の全貌
展覧会のここがみどころ2「蔓梅擬目白蒔絵軸盆」
展示期間:4月10日(火)~5月13日(日)
酒井抱一 下絵 原羊遊斎 銘 蔓梅擬目白蒔絵軸盆 東京都江戸東京博物館 蔵
黒漆地の軸盆に金蒔絵で蔓梅擬の枝や蔓を描き、赤い実は珊瑚を用いて艶やかに表わされています。ともに伝来する抱一の下絵には、軸物(巻物)二巻を置くことを想定した曲線が描かれ、軸盆の機能を配慮したデザインであることがわかります。
付属品から、文政4(1821)年春に江戸の豪商森川家のために制作されたことが明らかです。蔓を用いた巧みな空間構成は、「四季花鳥図巻」から「夏秋草図屏風」を繋ぐ作風を示すといえるでしょう。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.4.25
TOPICS
「BISOU* -風がはこぶもの-」展のご紹介!
6月5日(火)まで、京都髙島屋ARTCUBE SHOPのギャラリースペースにて「BISOU* -風がはこぶもの-」展を開催中です。
象牙や珊瑚に施していた細密な技術を、BISOU*では素材を水牛の角や骨に変えて、アクセサリーを作り続けています。
自然素材の優しいぬくもりと職人の手仕事―そして心和むデザインのアクセサリーをどうぞお愉しみください。
今回は新作のアクセサリーも多数ご紹介いたします。
繊細な彫刻は熟練した職人の手仕事ならでは。
春の装いにもピッタリな新作です。
ペンダント 夕星 ¥9,799
ブローチ 風花 大 ¥9,849
イヤリング スピノザ ¥6,300
草花の優しいモチーフが印象的な新作ブローチ。
ブローチ 雲雀と風 ¥7,299
ブローチ ふたり咲き ¥6,599
ブローチ 風がはこぶもの 大 ¥7,299
ブローチ クレマチス ¥7,199
BISOU*の作る動物モチーフは童話に登場しそうな可愛らしさです。
ブローチ 晴れ馬 ¥5,999
ブローチ あまや鳥 ¥5,799
ブローチ 小鳥leaf ¥4,799
ブローチ くまのノッポ ¥7,599
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.4.24
琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展-酒井抱一と江戸琳派の全貌
展覧会のここがみどころ1「百合図屏風」
展示期間:4月10日(火)~4月30日(月)
池田孤邨筆 百合図屏風 遠山記念館 蔵
鉄砲百合ばかりを金箔地の風炉先屏風一面に描いた作品です。単一のモチーフを描き連ねる構成は光琳の「燕子花図屏風」(根津美術館蔵)などを想起させるが、孤邨は百合の花全てに陰影をつけ、花や蕾の向きも違えて写実性の表現に腐心しました。裏面は銀箔地に薄紅色の百合となっており、金銀を表裏とする趣向は師の「夏秋草図屏風」に感化を受けたと考えられます。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.4.23
TOPICS
琳派展限定 生菓子「季楽きら」のご案内
12.3.30
TOPICS
「セラミックジャパン」展のご紹介!
4月24日(火)まで、京都髙島屋ARTCUBE SHOPのギャラリースペースにて「セラミックジャパン」展を開催中です。
1973年に焼物の街、愛知県瀬戸市に創立されたセラミックジャパン。
創立以来、一貫したデザインのポリシーのもと、デザイナーと瀬戸の伝統技術のコラボレーションにより、多くの製品を生み出しています。
確かな技術と現代にふさわしいデザインが融合した器をどうぞお愉しみください。
モデラート
カップ&ソーサー¥2,520
ティーポット¥3,675
プレートS¥840
土の優しい風合いを感じられるモデラートシリーズ。安定感のあるしっかりとしたデザインは、手によく馴染みます。
Peel カップ 各¥2,100
めくれた部分にティーバッグの糸を巻きつけたり、スプーンを引っ掛けたまま飲むこと もできます。また、蓋の部分もお菓子を乗せたり、ティーバッグやスプーンを置いたりと 使い方が広がります。
Chat プレート 各¥609~¥3,360
さまざまな吹き出しが面白いchatシリーズ。白いプレートは料理を邪魔せず、存在感のあるデザインは生活に潤いを与えます。日々の食卓にほんの少しの変化を取り入れてみませんか?
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.3.28
TOPICS
桜の立礼茶席 at 3F茶室前テラス
今年も岡崎、疏水畔の桜並木が華やぎの時を迎えます。古香庵では、この贅沢なひとときを一碗のお茶とともに味わっていただきたく、
茶室前テラスで立礼にて点前をいたします。
この季節だけの豪奢な景色を眼下に、都の春をご堪能ください。
- 営業期間/時間 3月27日(火)~4月1日(日)11:00~17:00
- 御園棚での点前 13:00・14:00・15:00
*点前時間以外でもお菓子とお抹茶をお召し上がりいただけます。 - 料金 お一人1,000円(季節のお菓子、薄茶、桜湯)
茶席ご利用の方には入館料ご優待(1,000円→800円)
または、入館シール提示にて茶席料ご優待(1,000円→800円)
※事前お申込不要ですが、5名様以上でお越しの場合はなるべくご予約ください。
*茶室内では「せとうち信楽 松川広己展」開催中(3/27~4/1)
お問い合わせ
茶室 古香庵
TEL 075-752-5555
12.3.26
TOPICS
会員限定企画 「酒井抱一と江戸琳派の全貌」ミニレクチャー
友の会会員様限定のイベント。担当学芸員が、展覧会のみどころ等を解説いたします。
4月21日(土) 11:00~・15:00~
5月3日(祝) 11:00~・15:00~
フレンドシップメンバー・サポートメンバー 1000円
フェローシップメンバー 無料
※当イベントは、友の会会員限定企画です。
※非会員の方でも、当日ご入会いただければ、ご参加頂けます。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.3.26
展覧会
琳派展ⅩⅣ 生誕250年記念展「酒井抱一と江戸琳派の全貌」
リピーター優待のご案内
12.3.23
細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-
展覧会のここがみどころ5「千手観音二十八部衆像」
開催中の展覧会「麗しき日本の美-祈りのかたち-」、3月6日から後期展示が始まっています。屏風絵と仏画を展示している1階の第一展示室では、そのすべてを入れかえ、8点の作品が新たに登場しました。
今回はそのひとつ、《千手観音二十八部衆像》(鎌倉時代)をご紹介しましょう。
千手観音二十八部衆像
この仏画、とても内容の豊かな作品です。まず、中央にいます千手観音から。
千手観音二十八部衆像(部分)
実際に千本の手をあらわすのは大変ですから、たいていはこのように略式で描かれます。それぞれの手にいろんなものを持っていて、いかにもご利益と救済のパワーの大きさを感じさせます。
千手観音二十八部衆像(部分)
千手観音は、「千手千眼観音」とも呼ばれます。この図でおわかりいただけるでしょうか、てのひらに眼があるのです。ちょうど手相でいう生命線が眼になっているような具合です。
千手観音二十八部衆像(部分)
千手観音は、岩山にすわっています。観音の浄土、補陀落山(ふだらくせん)です。補陀落山を描くときは、必ずといってよいほど、岩山に流れ落ちる滝が描かれます。
千手観音二十八部衆像(部分)
千手観音を描くほかの作品にほとんどみられないのが、千手観音の頭上の描写です(ここでは一部を映しています)。観音の頭上にわきあがる雲のなかに並び立つのは「三十三身」(三十三応現身)。観音が人々を救う時、33通りの姿に化身してあらわれることを示しています。
千手観音二十八部衆像(部分)
補陀落山の左右には、たくさんの神々が集まっています。千手観音を信仰する人を守るとされる、二十八部衆です。
千体の千手観音で名高い、京都の三十三間堂には、鎌倉時代彫刻の傑作として知られる、二十八部衆の彫刻があります。ここに描かれている女神、「大弁功徳天」(左)も含まれています。
二十八部衆のなかには、金剛力士(仁王)も加わっています(右)。赤い肌の色にはメリハリがつけられ、筋骨隆々とした力強い姿が表現されています。
筆の動きが感じられるような墨の輪郭線は、仁王以外にもいたるところに見られます。この作品の見どころであり、制作年代を考える上でのヒントともなっています。
千手観音二十八部衆像(部分)
三十三間堂には、二十八部衆とは別に、風神・雷神の像もあります。この作品では、天上の神にふさわしく、補陀落山の上空にいます。雷神が発する、ジグザグの稲妻も描かれています。
千手観音二十八部衆像
さて全体をもういちど見てみると、色彩としては白、赤、黒、金……などがわかりますが、青系の色がほとんど見当たりません。
しかしつくられた当初は、緑色がいたるところに使われていたはずです。
たとえば、補陀落山の岩肌や、大弁功徳天の上着や袖口など。
いま茶色く見えている部分のなかには、褪色や絹地の傷みによって、青系の色彩が失われた箇所が多くあるようです。かすかななごりから、そうした制作当初の色彩も思い描いてみたい作品です。
(本展監修 杉崎貴英)
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.3.16
細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-
展覧会のここがみどころ4 「重要文化財 金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘」
金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘
4つめのコーナー、「神秘の輝き・聖なる文字」の中央に展示中の作品です。スポットライトも当てていますから、ご来館の皆さんとも、地下1階の第2展示室に入るとまず、この作品に注目してくださるようです。
「華鬘」はもともと、生花を糸でつらねて首にかける、インドの装身具に由来するといいます。仏の世界をかざる=荘厳(しょうごん)するための仏具のひとつです。
生花では日持ちしませんから、このような金属製や、革製や木製でつくられました。それでも「生花の代わりとして作るのだ」、という意識は平安・鎌倉時代にまで続いていたら しく、記録には「華鬘代」という名称で出てきたりもします。
こうした華鬘は、ふつうは何枚かのセットでつくられます。長押(なげし)など高いところからぶら下げて、お堂の内部を飾るのです。この華鬘にも、 懸けるための鐶(かん)が上部についています。
華鬘の有名な例は、世界遺産となった平泉の中尊寺金色堂で使われていたもの。国宝になっていて、こちらは半人半鳥というやはり空想上の鳥、迦陵頻伽(かりょうびんが)があらわされています。
迦陵頻伽は妙音鳥ともいい、仏の浄土にいて美しい声で鳴くといいます。小鳥があらわされたこの華鬘にも、そうした浄土にひびく鳥の歌のイメージがこめられて いたのでしょうか。
金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘(部分拡大)
重要文化財に指定されているこの華鬘には、空想上の植物、宝相華(ほうそうげ)唐草が透かし彫りであらわされています。その花園のなかに左右から舞い降りるのは、これも空想上の鳥、尾長鳥です。中国に由来する鳳凰が、日本化されて生みだされたと考えられています。
尾羽根はなるほど鳳凰のようですが、唐草のつるをついばむ可愛らしい姿は、堂々と構える鳳凰とはまったく違った雰囲気をまとっています。胴体には別のパーツを貼って丸みをもたせ、そこにタガネで細か な毛並みを彫りあらわしていることにも、可憐な小鳥の姿を表現しようという意識を感じることができます。
宝相華は、輪郭を透かし彫りにした上で、花弁や蘂(しべ)などをあらわすため、さらに細かな彫り=毛彫〈けぼり〉をほどこしています。
【おすすめの鑑賞法】
今回の展示ならではの、写真ではぜったいにお伝えできない見どころです。お見逃しなく。
正面からご覧下さい。
ぐぐっと作品に近づいていってください。透かし彫りや、毛彫りのこまやかさが、クローズアップされて見えてきます。
斜めからの角度に視線を移してください(向かって左斜めからがベストです)。
鮮やかに残る鍍金(金メッキ)が、いっそうキラキラと輝いて見えてきます。
尾長鳥の胴の丸みや可憐さも、より浮かび上がって見えてくるはずです。
(本展監修 杉崎貴英)
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.3.12
TOPICS
「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展覧会図録 早期ご購入キャンペーン
「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展 開催記念
150部限定 展覧会図録 早期ご購入キャンペーン
「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展の開催を記念し、2012年4月1日(日)までに、展覧会図録(¥2,800・税込)をお買い求めいただいたお客様(限定150部)に、スペシャル特典をご用意いたしました。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
※通常¥2,940のところ、当館では¥2,800(内税)でお買い求めいただけます。なお、「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展 最終会場につき、残部に限りがあります。
【スペシャル特典】
- 「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展を600円(通常 一般:1,000円)でご観覧いただけます
※特別ご優待チケットをプレゼントいたします。 - 「酒井抱一作品 ポストカード(1枚)」プレゼント
※絵柄はお任せください。
- 当キャンペーンは、ARTCUBE SHOP店頭では4月1日(日)まで、インターネット(メール)では、4月9日(月)18時まで、ご購入いただけます。
- 送料は 図録1冊につき500円(全国一律)です。
- 2冊以上の場合は、お問い合わせください。
【ご注文の手順】
- メールにてお申し込みください。
タイトルに「酒井抱一展図録購入希望」、本文に図録希望冊数・お名前(ふりがな)・ご住所(お届け先)・お電話番号・E-mailアドレスを明記してください。 【お申し込みはこちらからどうぞ】 - 当館より「ご注文確認書」をメールでお届けします。
※合計金額(図録代+送料)、お振込先をお知らせいたします。 - 「ご注文確認書」にある期限内にご返信またはお振込をお願いいたします。
※期限内にご返信またはお振込がない場合は、自動的に注文はキャンセルとなります。
※お振込先は「三井住友銀行」です。お振込にかかる手数料はお客様ご負担となります。 - ご入金確認後、1週間以内に図録をお届けいたします。
※もし商品の破損や汚損、ご注文と異なる商品が届いた場合には、商品到着後7日以内に細見美術館へご連絡ください。
速やかに対応させていただきます。
12.3.12
TOPICS
春の岡崎散策をお楽しみください!
京都を代表する文化・交流ゾーン岡崎。今春も、桜、十石舟、美術館・文化施設の催しなど、
岡崎ならではの見所がいっぱい。新たな目玉企画は、桜回廊ライトアップと十石舟夜桜運航。
春の岡崎散策へ、ぜひお越しください。
12.3.12
TOPICS
CAFE CUBE 桜 ナイトライブ<岡崎疏水・桜回廊 ライトアップ>協賛企画
-
3月30日・4月6日・13日(金)
「桜 Jazz Nights」
出演:折原ようこ(vo.)とゆかいな仲間たち -
3月31日・4月7日・14日(土)
「空気しんどう」
出演:Tarufu(タルフ) -
4月1日・8日(日)
「魅惑のギターソロ――クラシックとフラメンコ」
出演:クラッシックギター 上野恵子、フラメンコギター 大橋卯三美 -
4月15日(日)
「二胡とフラメンコギターの夕べ」
出演:二胡 川竹道夫、フラメンコギター 大橋卯三美
クラシックギター
上野 惠子うえの けいこ
京都市出身・名古屋市在住。同志社大学ギタークラブOG。在学中はフラメンコギターを弾く。クラシックギターを始めて11年目。
2010年 「第2回中部日本アマチュアギターコンクール」シニア部門 一位首席受賞。
2012年 「日本ギター連盟主催 第5回ギターコンペティション 中部地区大会」金賞受賞。
大畑正幸氏、松尾俊介氏、藤井敬吾氏に師事。
フラメンコギター
大橋 卯三美おおはし うさみ
大阪市出身・在住。同志社大学ギタークラブOB。
卒業後、神戸元町にあるタブラオ(フラメンコライブハウス)、< ロス・ヒターノス >の
ギタリストとして、主にバイレ(踊り)伴奏中心に活動。現在に至る。
各日 2ステージ(19:00~・20:00~)
テーブルチャージ ¥1,500円(ワンドリンク付き)
L.O. 20:30 Close 21:00
CAFE CUBE
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 細見美術館 B2
ご予約・お問い合わせ
CAFE CUBE
TEL 075-751-8606
12.3.10
TOPICS
パネル展示「京都岡崎の文化的景観」 入場無料
パネル展示「京都岡崎の文化的景観」 入場無料
会期:2012年3月13日(火)〜22日(木)午前10時〜午後4時(13日は午後1時より公開)
但し、3月19日(月)は休場。
会場:茶室「古香庵」(細見美術館 3階)
主催:京都市文化市民局文化芸術都市推進室 文化財保護課
協力:独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 細見美術館
お問い合わせ
京都市文化市民局文化芸術都市推進室
文化財保護課
12.3.10
TOPICS
せとうち信楽 松川広己 展 入場無料
12.3.2
今月の新商品"2・3月"
革のブックカバーが入荷しました。
春を先取りしたような、色鮮やかなブックカバーが登場しました。牛革を使用しているので肌触りも良く、使うほどに味わいが増します。
カバンにそっと春色を忍ばせてみてはいかがでしょうか。
牛革のブックカバー(文庫サイズ) ¥1,890
カバーには、革のしおりも付いているので便利です。
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.3.7
TOPICS
細見美術館×朝日カルチャーセンター京都共催講座
「コレクターが語る 珠玉の日本美術~細見コレクションの名品」
お問い合わせ
朝日カルチャーセンター・京都
TEL 075-231-9693
http://www.asahiculture.com/kyoto/
12.3.2
TOPICS
「浅井長楽園」展のご紹介!
3月29日(木)まで、京都高島屋ARTCUBE SHOPのギャラリースペースにて、「浅井長楽園」展を開催中です。
江戸時代、染物屋が友禅模様を紙に染め、見本帳として使ったのが始まりといわれる「型染紙」。
浅井長楽園では、江戸から大正にかけての友禅の型紙を用い、手漉き和紙を一枚一枚染めています。職人の手作業から生み出される華やかな京染和紙の世界、この機会に是非ふれてみてください。
和紙缶 大 ¥630 小 ¥525
手染め和紙を使用した缶は、全て一点もの。茶筒としては勿論、ペン立てやアクセサリーケースとしてもオススメです。
ハガキ 各¥210
落ち着いた色合いの和紙に、春を感じる模様を染めていただきました。春の便りにご使用ください。
折り紙 大 ¥735 小 ¥473
全て違う色、柄をセットした折り紙は、眺めているだけで幸せな気持ちにさせてくれます。一筆箋としてご利用いただくのも。
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.2.28
細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-
展覧会のここがみどころ3 「《星曼荼羅》に描かれた星たち」
今回の展覧会「麗しの日本の美―祈りのかたち―」は、6つのコーナーからなっています。前回とりあげた
《普賢菩薩像》は、2番目のコーナーは「みほとけの絵姿」に展示しています。
現在、このコーナーにならんでいる仏画6点は、いずれも前期のみ(3月4日まで)の展示です。そのひとつ、《星曼荼羅》(鎌倉時代)についての話題をとりあげてみましょう。
星曼荼羅(鎌倉時代)
この仏画は、「北斗法」という、密教の儀式の際にかかげられていた仏画です。画面の中央やや下に、このような描写があります。
7つの円が並んでいて、その中に神々が描いてあります。北斗七星です。このように、星曼荼羅の画面にならぶ白地の円は、すべて星をあらわします。いわば星曼荼羅は、神々のいます星空をあらわした宗教絵画なのです。
道教や陰陽道では、北斗七星は人間の寿命や吉凶をつかさどる神々とされていました。ですから北斗法は、息災や延命を祈るためにおこなわれます。
こうした構図の星曼荼羅は、平安時代に日本で考え出されたとされており、北斗曼荼羅とも呼ばれます。
その構図は、当館の例のような方形構図と、円形構図の2種類があります。
《星曼荼羅》の描写は細かくて、ガラスケース越しではよくご覧いただけない部分もあります。そこで、いくつかの描写をここでご紹介しましょう。
「人間の寿命や吉凶をつかさどる」星のイメージといえば、現代の私たちには、星占いが思い浮かぶところです。この《星曼荼羅》にも、おなじみの星たちが描かれています。
かに座(巨蟹宮)ですね。「黄道十二宮」のひとつです。ただよく見ると、この絵の蟹の足は、はさみ2本(1対)を除くと、6本(3対)しかありません。ほかの星曼荼羅では、ちゃんと8本(4対)あるのですが。
うお座(双魚宮)です。この《星曼荼羅》のように、2匹の魚が違う方を向いている作例もみられます。
同じ台座の上に、ふたりの女神が仲良く並んですわっています。ふたご座・・・・・・ではなくて、おとめ座(少女宮)です。西洋でいうふたご座は「夫婦宮」で、男女一対の神が描かれます。
この《星曼荼羅》は、絹地に描かれています。上の画像では、織り目がご覧になれることでしょう。描写の細かさもおわかりいただけるでしょうか。
大原の里、三千院で毎年2月28日におこなわれる「星供(ほしく)」は、星曼荼羅を用いた北斗法の伝統をひいています。儀式は午前11時からですが、外光を遮断したお堂の中で灯明をともし、「大宇宙の星空を密壇の上に顕現させる」(三千院ホームページでの説明による)という、神秘的な行事です。
三千院の星供でかつて用いられていた星曼荼羅(鎌倉時代)は、円形構図をとっています。いちがいにはいえないようですが、円形構図の星曼荼羅は天台宗で、いっぽう方形構図の星曼荼羅は、真言宗において流布したようです。
当館の《星曼荼羅》、残念ながら伝来は明らかでありませんが、方形構図をとることからすれば、かつて真言密教寺院の北斗法で使われていたのでしょうか。
(本展監修 杉崎貴英)
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.2.27
細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-
展覧会のここがみどころ2 「《奈良名所図屏風》をたのしむ」
今回の展覧会「麗しの日本の美―祈りのかたち―」は、6つのコーナーからなっています。最初のコーナーは「神仏のいますところ」と題して、桃山時代から江戸時代前期まで(16~17世紀)に描かれた、寺社を描く名所図屏風を展示しています。
そのころ流行した名所図屏風といえば、「洛中洛外図」が思い浮かぶところです。金色の雲にかざられた京都の町並みとともに、北野天満宮や八坂神社、清水寺など、いまも名高い寺社が描かれています。
そして、題材を京都以外の名所に求めた作品もつくられのでした。前期(3月4日まで)は、東大寺・興福寺・春日大社などを描く《奈良名所図屏風》と、浅草の観音さまこと浅草寺や隅田川を描く、《江戸名所遊楽図屏風》を展示しています。今回は《奈良名所図屏風》をとりあげましょう。
奈良名所図屏風
ここに描かれているのは、ちょうど現在の奈良公園あたり。鹿たちが遊ぶ、春日野と呼ばれるところです。興福寺の五重塔がそびえています。方角は、画面の向かって右が南、左が北となります。
猿沢の池です。おや、池のなかの魚がずいぶんはっきりと描かれていますよ。
東大寺の大仏殿ですね。柱の間から、大仏さまの一部がのぞいているのがおわかりになりますか? 屏風のなかの人々は、手をかざして大仏さまを見上げています。驚きの声が聞こえてくるようです。
大仏さまの東大寺となると、釣鐘もビッグです。屏風のなかの人々も感嘆しています。この梵鐘は奈良時代のもの。現在は国宝になっています。
この絵のなかの人びとは、こうした大仏、巨大な釣鐘など、見上げるばかりの「名所」を楽しそうに見物しています。
思えば、東大寺も興福寺も、そもそもは古代国家の権力によってつくられた大寺院でした。春日大社は、京都の貴族、藤原氏によって氏神と崇められた古社です。そうしたお寺や神社が、この屏風絵のなかでは――この屏風が描かれた時代には、もはや行楽と観光の場となってしまったようです。古代や中世には考えられなかった光景が、ここには描かれているのです。
人々の歓声がひびく「奈良名所」は、それでも「神仏のいますところ」として見なされつづけていたことでしょう。
思えば、東大寺も興福寺も、そもそもは古代国家の権力によってつくられた大寺院でした。春日大社は、京都の貴族、藤原氏によって氏神と崇められた古社です。そうしたお寺や神社が、この屏風絵のなかでは――この屏風が描かれた時代には、もはや行楽と観光の場となってしまったようです。古代や中世には考えられなかった光景が、ここには描かれているのです。
人々の歓声がひびく「奈良名所」は、それでも「神仏のいますところ」として見なされつづけていたことでしょう。
《奈良名所図屏風》、このほかにも、賑わう奈良町の様子など、絵のなかを細かく見ていくと楽しい作品です。 あ、それからもう一つ、正倉院の宝庫が、画面の隅のほうにチラリと描かれています。見過ごしてしまいがちな見どころです。
(本展監修 杉崎貴英)
3月4日まで展示中。ぜひじっくりとご覧になって、探してみてください。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.2.16
TOPICS
キャンパスメンバーシップ会員様へのお知らせ
入館料の返金について
当館では、キャンパスメンバーシップ加盟校の皆様が、身分証(職員証・学生証)をお忘れになった場合、通常の入館料 (一般:1000円)を頂戴いたします。 ご来館の際は、身分証の携帯をお忘れになりませんよう、ご注意ください。
細見美術館
キャンパスメンバー加盟校2012年2月1日現在
※加盟校の皆様は、無料で展覧会がご観覧いただけます。
京都造形芸術大学 京都光華女子大学・短期大学部 京都精華大学 京都成安造形芸術大学
京都嵯峨芸術大学・短期大学部 佛教大学 同志社大学・文化情報学部/同文化情報学研究科
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.2.15
細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-
展覧会のここがみどころ1 「普賢菩薩像」
普賢菩薩像 平安後期(12世紀)部分
今回の展覧会タイトル「麗しの日本の美」に、最も似つかわしい作品ではないかと思われるのがこの仏画です。平安時代の終わり頃に描かれました。
白い象の背中に、仏が合掌して坐っています。普賢菩薩(ふげんぼさつ)です。このころ信仰をあつめていた仏のひとつですが、"まるで王朝時代の女性をモデルにしたよう"という感想がよく聞かれます。
当時の仏画の多くがそうであるように、絹地に描かれています。800年あまりの歳月のなかで、その絹地は傷み、光背などはとぎれとぎれにしかのこっていません。
しかし、仏の姿はくっきりと残っています。絹地の裏側からも絵の具を塗りこむ技法、「裏彩色」が用いられているために、この部分だけは絹地が傷まなかったようです。
うつむき加減の顔には、アイラインがくっきりと、朱の唇が鮮やかに描かれます。ふつう仏画では、目頭や瞼の上下にも曲線を引くことが多いのですが、この作品では引かれていません。
これは、"仏らしさ"をあえて薄めている表現といえます。"まるで王朝時代の女性をモデルにしたよう"という印象は、どうやら作者の意図するところでもあったように思われます。
菩薩は、落ち着いた色調の衣を身にまとっており、それがまた肌の白さを強調しているように思われます。両腕に細い衣がかかるあたりでは、肌の白さが衣を透かしてうかがえるほどです。
放映中のNHK大河ドラマ「平清盛」では、当時流行していた歌謡、今様(いまよう)がしばしば流れます。後白河法皇がまとめた今様の歌集『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)には、普賢菩薩にちなんだ歌もあります。
行住坐臥にこの経を 読む人あらば隙(ひま)も無く
普賢遙かに尋ね来て 縁をば結びたまひけり
普賢菩薩は、『法華経』(ほけきょう)を信仰する者の前に、六本の牙をもつ白い象に乗ってあらわれ、その人を守護するとされたのでした。この作品では、尾を引く雲の描写が、いままさに地上に降り立ったばかりという瞬間を示しているようです。
この頃の普賢菩薩像には、宮中の女性がかかわるものが少なくありませんでした。たとえば、東山区の妙法院には木彫の例がありますが、その細身で撫で肩の普賢菩薩像には、大河ドラマにも登場する、建春門院滋子(けんしゅんもんいんしげこ)を供養するために制作された可能性も説かれています。
長年のあいだ仏画の研究にとりくまれた女性研究者、故・柳澤孝(やなぎさわ・たか)氏は、「本図は高貴な女性の発願を汲んだ宮廷絵師が、女性の思いをこめて入念に製作したものといえるのではなかろうか」と述べ、「平家時代」に制作されたものと論じています。
大河ドラマを彩る人物の誰かが、この普賢菩薩像に関わっているのかも知れない……そんな想像を楽しむこともできそうです。
今回の期間中、前期(3月4日まで)のみの展示です。お見逃しなく。
(本展監修 杉崎貴英)
普賢菩薩像 平安後期(12世紀)
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.2.10
TOPICS
「星燈社」展のご紹介!
3月1日(木)まで、京都髙島屋ARTCUBE SHOPのギャラリースペースにて「星燈社」展を開催中です。
日本の文化や精神性を日常生活の中へと取り入れるきっかけになれば――。
東京・墨田区に構える「星燈社」は、そんな想いを込めた小物を数多く生みだしています。
今回は星燈社オリジナルデザインの“あたらしくて普通の和柄”シリーズを中心にご紹介いたします。
新しい中にもどこか懐かしさのある「星燈社」の小物をどうぞお楽しみください。
カラフルだけれどどこか落ち着きのある星燈社の茶筒。 台所を優しく彩ってくれます。
茶筒 大 ¥1,260 小 ¥1,050
日常使いにピッタリな手拭いが多数揃っています。 お気に入りの柄を探してみてください。
てぬぐい 各 ¥945
こんなお洒落な熨斗紙を添えればプレゼントも一層引き立ちます。 日本人らしい心配りに使ってください。
のし紙 大 ¥525 小 ¥473
小ぶりながま口は小銭入れはもちろん、アクセサリー入れにもオススメです。 裏地は倉敷帆布を使用しています。
豆がまぐち 各 ¥1,050
日本全国の郷土玩具をモチーフにしたぽち袋。 貰った相手もくすっと笑みがこぼれる可愛い図柄が揃っています。
ぽち袋(5枚入) 各 ¥368
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.1.29
TOPICS
京都嵯峨芸術大学 卒業制作 はみだし展 -Protrude exhibition-
「京都嵯峨芸術大学 卒業制作 はみだし展-Protrude exhibition-」
細見美術館 サンクンガーデン※入場無料
2012年2月1日(水)~2月12日(日) ※但し2月1日~5日は美術館の展示室・館内施設はお休みです。
・開場時間
2月1日~5日12:00~18:00
2月7日~12日10:00~18:00(12日は16:00)
・月曜休館
-
奥村拓弥 メディアデザイン学科 映像・アニメーション領域4回生
『Drifting in The mind』:映像インタラクティブ
「 ”思考・意識”の下に漂うイメージに触れる」 -
北里尚之 造形学科 油画分野4回生
『答えを求めての切断』:パネル、和紙、油彩、コピー用紙
「見えないものを、描く」 -
福岡沙樹メディアデザイン学科 メディアアート領域4回生
『Spin』:映像インタラクティブ
「人が内側に持つ時間を、紡ぎだす音で共有する」
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.1.19
今月の新商品"1月"
千鳥の陶器が入荷しました。
古くから日本で親しまれてきた千鳥のモチーフが、京都・五条坂の六兵衛窯の手によって陶器として登場しました。
愛らしい姿と陶器ならではの優しい感触をどうぞお楽しみください。
千鳥箸置 各¥1,575
ころころとした千鳥が二羽、連れ立って飛んでいます。可愛らしい姿で食卓を彩ります。
千鳥香立 各¥1,575
箸置と同じデザインですが、よく見ると二羽の間にお香を立てる穴が! 香皿の上に載せてお使いください。
千鳥豆皿 ¥1,890
料理を盛りつけて見えなくなってしまうのが勿体ないくらい愛らしいお皿です。 アクセサリー入れとしてもお使いください。
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.1.15
華麗なる京蒔絵-三井家と象彦漆器-
展覧会のここがみどころ4 「『両替年代記』蒔絵硯箱」
「『両替年代記』蒔絵硯箱」(りょうがえねんだいきまきえすずりばこ)
象彦(八代西村彦兵衛)製 昭和時代初期
北三井家旧蔵 三井記念美術館蔵
『両替年代記』は、江戸時代に編纂された江戸の両替商についての古記録集です。この和装本の形態をそっくりまねて、硯箱に仕立てたのが、この作品です。蓋裏には実物の小判や銀貨、銅銭が象嵌され、硯は分銅型、水滴は算盤型、金枡(かなます)を模した下水板(げすいた)に加え、千両箱型の桐製外箱が添えられています。まさに、両替商 三井家を象徴する意匠です。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.1.13
TOPICS
「鳥獣人物戯画」 展のご紹介!
2月7日(火)まで、京都髙島屋ARTCUBE SHOPのギャラリースペースにて、「鳥獣人物戯画」展を開催中です。
京都・栂尾の高山寺に伝わる国宝「鳥獣人物戯画」は今からおよそ900年前、平安時代から鎌倉時代前期にかけて描かれた絵巻物です。
漫画のルーツともいわれるこの絵巻は、甲・乙・丙・丁の四巻からなりますが、今回は擬人化された兎や猿、蛙などがいきいきと描かれている甲巻をさまざまなグッズを通してご紹介します。
「鳥獣人物戯画 縮小巻物・甲巻 ¥4,095
コロタイプ印刷により、本物に限りなく近い雰囲気を再現した縮小巻物です。
巻物を広げ、お気に入りの場面を自分の手で探してみてください。
鳥獣人物戯画 汲み出しセット(5個組) ¥4,200
甲巻に登場するコミカルな動物達が転写された有田焼の汲みだしセットは贈り物にも最適です。
鳥獣人物戯画 小皿セット(5枚組) ¥4,200
飾るのはもちろん食卓にもオススメのセットです。汲み出しセットと揃えてお使いいただければ、より一層引き立ちます。
鳥獣人物戯画 ぽち袋(同柄3枚組) ¥420
兎や蛙をワンポイントでデザインしたぽち袋です。 ちょっとした心づけや小物を入れる封筒としても重宝します。
鳥獣人物戯画 便箋 ¥525 封筒 ¥315
甲巻の場面をシンプルにデザインした封筒と便箋は、季節を問わず使っていただけます。
お問い合わせ
ARTCUBE SHOP
TEL 075-761-5700
12.1.10
華麗なる京蒔絵-三井家と象彦漆器-
展覧会のここがみどころ3 「月宮殿蒔絵水晶台」
「月宮殿蒔絵水晶台」(げっきゅうでんまきえすいしょうだい)
象彦(西村彦兵衛)製 明治~昭和時代初期
北三井家旧蔵 三井記念美術館蔵
北三井家が所蔵する水晶玉を飾るために創案された台です。天板に置いた水晶玉を月に見立てるという、なんとも洒落た趣向です。
月宮殿は、須弥山中腹の月にあるとされる月天子(がってんし)の宮殿。中板に表された、海中の岩山にそびえ立つ楼閣が、その宮殿と思われます。荒波に洗われる岩には、孔雀石、水晶、方解石などの鉱物が象嵌されており、こうした蒔絵の中に鉱石を象嵌するという、前代見聞の手法がとられています。これらの鉱石は三井鉱山株式会社に所属する鉱山で産出したものと推察されます。
月宮殿蒔絵水晶台 中板部分
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.1.8
華麗なる京蒔絵-三井家と象彦漆器-
展覧会のここがみどころ2 「唐花唐草蒔絵経箱」
「唐花唐草蒔絵経箱」(からはなからくさまきえきょうばこ)
象彦(西村彦兵衛)製 明治~昭和時代初期
北三井家旧蔵 三井記念美術館蔵
正倉院宝物にみられる床脚(しょうきゃく)付の箱の構造に倣った二段重の経箱です。蓋と身の表面は、平目粉を一粒ずつ整然と置き並べた置平目(おきひらめ)とし、宝相華風の花文と唐草を金・銀高蒔絵、絵梨子地(えなしじ)、螺鈿(らでん)、金貝で表されています。葉の部分にふんだんに使われた金の金貝が、強い金色の輝きを放ち、虹色の螺鈿と相俟(あいま)って、ひときわ豪華な装飾となっています。
本作品は、展覧会図録(表面)デザインに使用されました。
お問い合わせ
細見美術館
TEL 075-752-5555
12.1.7
華麗なる京蒔絵-三井家と象彦漆器-
展覧会のここがみどころ1 「菊尽蒔絵高坏」
「菊尽蒔絵高坏」(きくづくしまきえたかつき)
象彦(西村彦兵衛)製 大正時代
北三井家旧蔵 三井記念美術館蔵
高坏は、食物を盛る脚付きの台のことです。本作品は、一重咲き、八重咲きなど大きさや種類もさまざまな菊花を、天板のみならず、裏面や脚にまでびっしりと描き込まれいています。金・銀・青金(金と銀の合金)の高蒔絵に、白く輝く螺鈿を加えた豪華な一品です。
本作品は、展覧会チラシ(表面)デザインに使用いたしました。